アメリカ・ウィスコンシン州で生まれ育ったニックは、家族にエンジニアが多かったことから、自然と中学校時代から数学と物理に親しみました。これらのトピックに対する彼の興味とスキルにより高校時代には、APやACTの準備中に他の生徒たちが集まり、これが彼にとって初めての指導経験となりました。
ニックはミシガン工科大学で機械工学の学士号と修士号を取得し(優等卒業)、そこで教育とエンジニアリングデザインへの関心が一層深まりました。2022年に東京に移住後、ニックは東京工業大学に全額奨学金で入学し、実際のエンジニアリングデザインのためにシステムと制御工学のスキルを磨きました。彼は社会における将来の技術進歩を実現するために、米国海軍や日本の国立情報通信研究機構(NICT)のプロジェクトで研究成果を発表しました。
ニックは、個々の自信を築くことから生涯学習者を育成することに情熱を注いでいます。彼は生徒がどこでつまずいているのか、なぜそれが難しいのかをともに見つけ、そのスキルを向上させる方向性を示すように努めています。野心的な気持ちで学問に取り組むと挫折しやすいことを彼は理解しています。そのため、彼は生徒一人ひとりの状況を丁寧に理解し、生徒に寄り添いながら彼らが今いる地点で励ます指導を行なっています。
ニックは、小学生から大学生まで幅広い学生を指導してきました。彼は、ただ宿題のやり方を教えるだけでなく、「なぜ」そのように解決できるのかを理解させることで、将来の標準化テストや学校の入学試験、研究など、どのような課題にも成功できるよう、徹底的に理解を深める手助けをしています。
勤務時間外では、ニックは家族と一緒に読書をすることが大好きで、時にはその深い声で息子を寝かしつけることもあります。レッスン時には、この「魔法の力」を使わないよう気をつけています。