Diego

東京工業大学
(オンライン, 対面)

Bio:

ディエゴはエクアドルで育ち、物理への情熱は幼い頃から芽生えていました。高校生の時には、電気回路の実験をしたり、テスラコイルを作ったり、自作の望遠鏡を組み立てたりして自由時間を過ごしていました。このような手を動かして宇宙を理解しようとする好奇心が、物理学への道を歩むきっかけとなり、一般相対性理論をテーマに物理学の学士号を取得しました。成績は学年トップで、優等卒(Magna Cum Laude)の称号を得て卒業しました。

ディエゴの指導の旅は学士課程の在学中に始まり、同級生を指導し、難しい概念を理解する手助けをしていました。その後、フリーランスの家庭教師として高校生に数学と物理を教えることで、さらに指導スキルを磨きました。また、国際天文学連合(IAU)の科学普及プログラムにボランティアとして参加し、ラテンアメリカ各地の高校生に基礎天文学を教える活動を通して、教育への情熱を深めました。

学士号取得後、ディエゴは日本政府(MEXT)の奨学金を授与され、さらなる学術研究を進めるために来日しました。東京工業大学では、人工知能を重力波物理に応用する研究を行い、修士号を取得しました。この間、LIGO-VIRGO-KAGRA共同研究に積極的に参加し、最先端の天体物理学研究に貢献しました。

現在、ディエゴは東京科学研究所の博士課程に在籍し、物理の革新的なテーマに取り組み続けています。彼の指導方針は、深い理解と複雑なアイデアを簡単に説明できる能力を重視するファインマン・テクニックに影響を受けています。ディエゴは、生徒が明確な理解力と体系的な思考力、そして好奇心を持って課題に取り組めるよう支援することを目指しています。

研究以外では、ディエゴはバランスの取れた充実したライフスタイルを維持しています。運動やサイエンスフィクションの読書、料理を楽しみ、最新技術の進歩を常に追いかけています。